| 矯正用に作られたインプラントを治療期間の一時期に顎骨に入れることにより、それを固定源にし、今まで難しかった歯の移動や、患者様の協力(ヘッドギアー・ゴム)をほとんど必要とせず治療を行える新しい矯正治療です。 |
一般的なインプラント治療は約40年前より行われており、人口歯根として最近では治療法が確立し広く普及してまいりました。
一方で矯正用インプラントの使用が本格的に始まったのは1997年以降で、その歴史はまだ浅いです、当初は外科用の小さなインプラントを矯正用として代用して使用していましたが、2000年以降は矯正専用の製品も数多く出てきて、必要な場所に必要な物が使えるようになってまいりました。
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インプラントの材質は、チタンという金属です。
これは骨折時のプレート固定などに用いられる、人体との親和性のとても高い材料です。
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表面麻酔 → 局所麻酔(歯を抜く場合の半分程度の量) → インプラント埋入 → 消毒
時間は、1本あたり15〜20分です
- 術後の痛み
- 麻酔が切れる頃(麻酔後1時間〜1時間30分後)にわずかな痛みを感じることがありますが、麻酔が切れる30分前にあらかじめ鎮痛剤を飲んでいただきますとほとんど痛みを感じないで、終わることができます。
- 術後の腫れ
- ほとんどの場合心配はありません。
- 埋入後の注意事項
- 日常生活は特になにも心配することなく過ごしていただけます。
あえて言うならば、インプラントが安定する2週間の間、歯ブラシでインプラントを清掃はせず、安静にしていただきます。
その期間はこちらからお渡しする洗口薬で、食後インプラント周囲が汚れないようにお口をゆすぐようにしていただきます。
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矯正治療中ずっと入れているわけではありません。
インプラントを必要とする期間(平均6〜8ヶ月)のみに使用します。
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インプラントを反対側に回転させると簡単にはずれます。
特に麻酔などは必要ありません。ほとんどの患者は痛みを感じなようです。はずした後は1週間程度で完全にもとの状態に戻ります。
傷などは残るようなことはありません。
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1本47,500円(税込み)です。
この費用には痛み止め・洗口薬などのお薬代とはずすときの処置料などインプラントに関わるすべての料金が含まれます。
※インプラントを使用することにより、ヘッドギアー・ゴムなどを使用する必要がなくなり、治療期間がかなり短縮されます。これによりヘッドギアー・ゴムの料金、治療期間が短縮する分の調整料がいらなくなり、トータルとしてはその他の治療を選択するのとほとんどかわらない料金となります。
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- インプラントの脱落
- 10%程度の確立で、インプラントが自然に脱落することがあります。
この時は痛みなどを感じることはなく、インプラントが少しゆるくなってきたような感じを受けます。
脱落した場合は、1週間程度期間をあけ再度インプラントを埋入します。その場合特に料金はいただきません。
- インプラント周囲の炎症
- インプラント周囲が不衛生になると、周囲の歯肉が炎症を起こすことがあります。矯正器具同様いつも清潔にしていただくことが大切です。
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- 治療期間が短くなる場合が多い。
- ヘッドギアーやゴムなどの患者様自身に御協力いただく取り外し式の装置がほとんど必要なくなる。(大きなメリット)
- 矯正治療の幅が大きく広がる。
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- インプラントを埋入するための来院回数が増える(2回程度)
- インプラントを入れるための簡単な手術が必要となる。
- 脱落した場合(10%程度の確立)再度埋入する必要がある。
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固定のコントロールは矯正治療において最も重要な課題の一つです。実際の治療において、移動に対する高い抵抗源が必要な場合が多々あります。しかし、ニュートンの第三法則(作用・反作用の法則:2つの物体が相互作用するとき、物体1が物体2に及ぼす力は、物体2が物体1に及ぼす力と大きさが等しく方向が反対である)に従えば、矯正治療において、固定源となる歯を全く動かさず動かしたい歯を動かすことはほとんど不可能と考えられます。
したがって今までは顎外固定装置(ヘッドギアーなど)が固定源の補強のために用いられてきました。しかし、顎外固定装置は患者様に多大な協力を強いることになり、ましてや24時間全日使用することなど不可能なことでした。その結果固定源を失わず矯正治療をおこなうことはきわめて困難なことでした。
インプラント矯正を治療に用いることにより、固定源を失わない治療ができるようになったことは、患者様、矯正医にとってとても幸福なことであり、治療計画をいままでよりはるかに正確に実行できるようになりました。
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